こんにちは、演出大好きオタク・しろやぎです。
まずは虹ヶ咲学園5th Live「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」公演、両日ともお疲れ様でした!
私はDay2のみ現地参戦で、1日目の様子はネタバレをまったく見ずに参加してました。
ので、どよめきが聞こえるたびに、「あっ、これ1日目は違ったんだな」と楽しく察しながらブレード振ったりしてました。
いやぁ……楽しかったですね!!!
やっぱり虹ヶ咲のライブって楽しい!!!!!
そんな感想を抱きつつ、演出大好きオタクとしての興奮も多々あったのでまとめていきますね。
先に、いくつか諸注意を。
※ここから先、公演のネタバレ含みます。
※自分の記憶だけを頼りに書いてるので、実際とは違う部分があるかもです。ご了承ください。
※また、現地参戦した人のみに伝わる部分も多いかもしれないです。配信カメラに映ってるか分からないので、先に謝ります、ごめんなさい。
※ただ演出見るのが好きなオタクってだけなので、実際の演出の正解とか意味とか分かってないです。本当に、私が勝手に考えたりしただけです。
立体化とは
まず、タイトルの「曲は立体化する」ことについて話していきましょう。
といっても私が勝手に言ってる言葉なんですが。
(感覚的なイメージを頑張って文字にしてるので、これを読んでる方も頑張って汲み取ってください……。)
そもそも曲って、耳で聞く聴覚的な情報ですよね。
それをアニメ映像やMVで視覚的に「見せる/魅せる」こともあります。
そしてライブで披露となると、照明・映像・特効(銀テープなど)・舞台セットなど、より多くの情報がプラスされるわけです。
そういった演出効果により曲の世界観が広がっていく、という意味で「立体的になる」と思ってます。
ここからは5th Liveで披露された、曲を立体化させた演出について話していきます。
※個人的に私が興奮した演出についてなので、曲を一部抜粋してます。
5th Liveの演出について
世界観に引き込める舞台セット
さて、私たちが会場に入ったとき一番最初に目にするのが舞台セットですね。
大きなモニターや、ステージ上に配置されたセット、吊り下げられた電飾(?)などがあります。
今回の公演で言えば、セットは上手・下手それぞれに設置された階段から2階へ上がる仕様になってましたね。ここから先はステージの1階部分と、階段から上がった先は2階部分、と表記していきます。
また、ステージ上部には虹ヶ咲オタクにお馴染みのレインボーブリッジと、ピアノの鍵盤もありましたね。
レインボーブリッジを見るたびに、「虹ヶ咲だ!」となるので、パブロフの犬かもしれません。
また、2期13話で開催された1st Liveの聖地であるガーデンシアター。そこで見るピアノの鍵盤は、「お前ら、Future Parade覚悟しとけよ」と言わんばかりの存在感で、開演前から牽制されたようでした(されてない)。
まあ、そういった虹ヶ咲学園を感じつつ、今回のライブならではの舞台セットを見ると、ついに5th Liveが開催されるんだなぁ、とテンション上がりますよね。世界観にぐっと引き込まれちゃう。
①Eutopia
本当に、この曲にしてやられた感半端ないです。
私が先程から常々言っている、「曲が立体化した」ことについて、一番最初に実感したのがEutopiaでした。
アニメ映像の、ここ。Eutopiaが始まる前のシーンですね。
モニターでも流れてたんですけど、赤くなっていくアニメ映像に対応して照明も赤くなるんですよ。最高か。
一瞬で鐘嵐珠の固有結界に入り込んだかのような錯覚に陥って、「あれ、ここってガーデンシアターじゃなくて、ビッグサイトの東棟だっけ?」ってなる。
モニター映像の外まで広がる照明の赤。曲がさらに広がっていくようでした。
そして、1階部分のモニターが全部この水槽の映像になってましたね。
これはEutopiaに限らず他のアニメ挿入歌でも、全部MVの背景が映ってましたが。
こういったモニター映像も曲の奥行を深めていくようで、より立体的に見えますね。
②Eternal Light
これ配信カメラに映ってたらぜひ見てほしい。
照明がめちゃくちゃ「宇宙」なんですよ。
まるで宇宙空間に2人がいるようで、DiverDivaのユニットライブ&ファンミーティングのことを思い出しました。
で、たぶんこの曲だったと思うんですけど、最後らへんモニターに星が1つ流れていったような。
ファンミでやってた流れ星かなぁ、とか、流れていく様がひこうき雲のようにも見えて美里さんのことを思い出したりしました。
③EMOTION
これもカメラに映ってるか分からないんですけど、Aメロのとき2階部分の照明消してるんですよね。
1階部分にしか照明が当たらない感じが、まさにこの栞子ちゃんの深層心理部分を表しているようで。
Bメロになると、全体的に紫っぽい感じの照明になってました。モニター映像とのリンクですね。
ここからサビ、2番へと繋がっていくんですけどEMOTIONは感極まりすぎてここらへん本当に覚えてない……。
ただ、最後のモニター映像最高でした。
どんな嵐の中でもこの声を届けよう
もう抑えることはないよ信じる道を行こう
Cメロあたりで、歯車が積み重なっていく映像になるんですよね。
そしてラストに本と蝶が映るんですけど。
今まで積み重ねてきた想い(=歯車)を一気に解き放って、本が開いていく。そして蝶が羽ばたいていく。
そういう意味だと捉えました。
EMOTION、、、好きだ、、、、、、。
④My Own FairyーTale
一気に飛んで彼方ちゃんのソロ曲。
最初に2階部分から階段使って降りてくるんですけど、
ようこそ夢の国へ!
まさに案内人というか、歓迎してる感じが伝わってきて、ステージの階段部分をうまく活用してるなと思いました(何目線?)
映像が、本を開くところから始まって、また閉じて終わっていくのも良いですね。
夢の世界が広がっていく映像と、彼方ちゃんの柔らかな歌声に癒されます。
⑤Wish
照明の綺麗さ圧倒的NO.1
映像が夜の街並みなんですけど、照明も同じなんですよ。
何が凄いかって、1階部分は街明かりのようなオレンジ系。2階部分は夜の明かりの青系で分けてるという、映像と同じ分け方にすることで世界観がより広がるんですよね。
で、途中アニメ映像に切り替わったときは照明が青一色、つまり果林さんの色に染まるという素敵空間。最高&最高。
⑥Poker face&お願い!Fairy
個人的、映像が大好きNO.1です。
教室の机とか黒板が映像で流れてるんですよね。
歌詞にある「休み時間」や「授業」から分かる、学校の情景が映像でプラスされて、可愛さ溢れてました。
広い草原で 二人だけのダンスを
で、Cメロのこの部分で、映像が教室から一転して草原へ。
世界観を切り替える映像の良いポイントですね。
歌詞に寄り添って変えてくるところが、ひたすらに解釈一致です。
⑦Hurray Hurray
これ、映像にやられた曲です。
多分今後の人生で何度も言うことになると思いますが、
「Hurray Hurrayで羽が舞うのはアカンて」
後ろのさ、モニターでさ、羽が舞ってるんですよ。
送ろうよエール 空へhiーfive!!
虹ヶ咲スクールアイドル同好会が込めた「エール」が、羽となって世界中へ飛んでいくんですよ。
さらに真ん中のモニターで、出演者を映してる中、その後ろに虹がかかってるんですよ。
「まっすぐ走れ!」ってエールが、こんなにも力強いものだとは。
映像もあいまって、勇気をもらえた一曲でした。
照明のいろんな演出効果
照明っていろんな色がありますよね。
なので曲によっては歌詞の歌い分けに合わせてメンバーカラーに変えたりもしますし、虹ヶ咲という名前の通り虹色もよく使われたりしています。
あとは、歌詞の内容に合わせる色使いがありますね。
DiverDivaのメンバーカラーは超オレンジとロイヤルブルーですが、「恋するMagic!!」はピンク色も使われてました。
恋といえばピンク、といったような分かりやすい表現方法ですね。(予め言っておくと、「分かりやすい」とディスっている訳ではありません。例えタイトルが分からずとも、歌詞がうまく聞き取れなくとも、何となくの雰囲気作りでこれは「恋の歌である」という伝え方もあると思ってます)
「開花宣言」もAメロ部分はオレンジ、Bメロで青に変わっていましたが、おそらく花が育つのに必要な太陽と水、という意味だと解釈しました。
サビで一気にライトピンクに染まるので、タイトル通り花開いたように見えます。
あなたの声は水となって
あなたの笑顔は太陽になる
そして、映像と色味を合わせたりすることによる、世界観の広がり。
ラブライブ!は特に映像(ダンス)とのリンクを大切にしていると思ってるので、もしかしたら照明もそういった部分は意識しているのかもしれませんね。
まとめ(?)
さて、いろいろと、ここの演出良かった!ってところを語ってきましたが。
みなさんは普段、ライブに行ったときどんなところを見てますか?
出演者の表情だったり、パフォーマンスだったり、俯瞰的に見たり。
見方は人それぞれだし、(配信などがあるとはいえ)一度きりのライブなのでどこを見ても目が足りないような、素敵な空間ですよね。
ただ、これまで語ってきた照明や映像などの演出効果によって、曲が立体的に見える、という感覚をぜひ味わってほしいです。
チラッと演出にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
ここで語ったのは私の個人的な感想にすぎないので、ぜひみなさんの見方だったり、解釈だったりを、機会があればお伺いしてみたいものです。
終わりに
今回の公演前、いろんな企画を拝見しました。
璃奈ちゃんボードや、虹をかける企画。
本当に素敵だと思います。
私もFuture Paradeではブレードの色を変えたりしました。
企画への想いは人それぞれなので、参加の是非について言うつもりはありません。
ただ、これまで私が言ってきた「曲を立体化する」ことについて、これらの企画に参加することは、私たちの力でさらに立体化できる余地がある、と思いました。
照明や映像スタッフの方々とは別の角度から、曲をより深められる気がします。
実現できるかどうかの難しさはさておき、自分たちにも出来ることがある、やりたいことがある、というのは素敵なことだなぁ、と私は思います。
こういった企画についてはいろんなご意見があると思うので、ここら辺で筆を置いておきます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。