曲は立体化する

 


こんにちは、演出大好きオタク・しろやぎです。

 

まずは虹ヶ咲学園5th Live「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」公演、両日ともお疲れ様でした!

私はDay2のみ現地参戦で、1日目の様子はネタバレをまったく見ずに参加してました。

ので、どよめきが聞こえるたびに、「あっ、これ1日目は違ったんだな」と楽しく察しながらブレード振ったりしてました。

いやぁ……楽しかったですね!!!

やっぱり虹ヶ咲のライブって楽しい!!!!!

 

そんな感想を抱きつつ、演出大好きオタクとしての興奮も多々あったのでまとめていきますね。

 

先に、いくつか諸注意を。

※ここから先、公演のネタバレ含みます。

※自分の記憶だけを頼りに書いてるので、実際とは違う部分があるかもです。ご了承ください。

※また、現地参戦した人のみに伝わる部分も多いかもしれないです。配信カメラに映ってるか分からないので、先に謝ります、ごめんなさい。

※ただ演出見るのが好きなオタクってだけなので、実際の演出の正解とか意味とか分かってないです。本当に、私が勝手に考えたりしただけです。

 

 

立体化とは

まず、タイトルの「曲は立体化する」ことについて話していきましょう。

といっても私が勝手に言ってる言葉なんですが。

(感覚的なイメージを頑張って文字にしてるので、これを読んでる方も頑張って汲み取ってください……。)

 

そもそも曲って、耳で聞く聴覚的な情報ですよね。

それをアニメ映像やMVで視覚的に「見せる/魅せる」こともあります。

そしてライブで披露となると、照明・映像・特効(銀テープなど)・舞台セットなど、より多くの情報がプラスされるわけです。

そういった演出効果により曲の世界観が広がっていく、という意味で「立体的になる」と思ってます。

 

ここからは5th Liveで披露された、曲を立体化させた演出について話していきます。

※個人的に私が興奮した演出についてなので、曲を一部抜粋してます。

 

 

5th Liveの演出について

世界観に引き込める舞台セット

さて、私たちが会場に入ったとき一番最初に目にするのが舞台セットですね。

大きなモニターや、ステージ上に配置されたセット、吊り下げられた電飾(?)などがあります。

今回の公演で言えば、セットは上手・下手それぞれに設置された階段から2階へ上がる仕様になってましたね。ここから先はステージの1階部分と、階段から上がった先は2階部分、と表記していきます。

また、ステージ上部には虹ヶ咲オタクにお馴染みのレインボーブリッジと、ピアノの鍵盤もありましたね。

レインボーブリッジを見るたびに、「虹ヶ咲だ!」となるので、パブロフの犬かもしれません。

また、2期13話で開催された1st Liveの聖地であるガーデンシアター。そこで見るピアノの鍵盤は、「お前ら、Future Parade覚悟しとけよ」と言わんばかりの存在感で、開演前から牽制されたようでした(されてない)。

まあ、そういった虹ヶ咲学園を感じつつ、今回のライブならではの舞台セットを見ると、ついに5th Liveが開催されるんだなぁ、とテンション上がりますよね。世界観にぐっと引き込まれちゃう。

 

①Eutopia

本当に、この曲にしてやられた感半端ないです。

私が先程から常々言っている、「曲が立体化した」ことについて、一番最初に実感したのがEutopiaでした。

アニメ映像の、ここ。Eutopiaが始まる前のシーンですね。

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モニターでも流れてたんですけど、赤くなっていくアニメ映像に対応して照明も赤くなるんですよ。最高か。

一瞬で鐘嵐珠の固有結界に入り込んだかのような錯覚に陥って、「あれ、ここってガーデンシアターじゃなくて、ビッグサイトの東棟だっけ?」ってなる。

モニター映像の外まで広がる照明の赤。曲がさらに広がっていくようでした。

そして、1階部分のモニターが全部この水槽の映像になってましたね。

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これはEutopiaに限らず他のアニメ挿入歌でも、全部MVの背景が映ってましたが。

こういったモニター映像も曲の奥行を深めていくようで、より立体的に見えますね。

 

②Eternal Light

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これ配信カメラに映ってたらぜひ見てほしい。

照明がめちゃくちゃ「宇宙」なんですよ。

まるで宇宙空間に2人がいるようで、DiverDivaのユニットライブ&ファンミーティングのことを思い出しました。

で、たぶんこの曲だったと思うんですけど、最後らへんモニターに星が1つ流れていったような。

ファンミでやってた流れ星かなぁ、とか、流れていく様がひこうき雲のようにも見えて美里さんのことを思い出したりしました。

 

③EMOTION

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これもカメラに映ってるか分からないんですけど、Aメロのとき2階部分の照明消してるんですよね。

1階部分にしか照明が当たらない感じが、まさにこの栞子ちゃんの深層心理部分を表しているようで。

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Bメロになると、全体的に紫っぽい感じの照明になってました。モニター映像とのリンクですね。

ここからサビ、2番へと繋がっていくんですけどEMOTIONは感極まりすぎてここらへん本当に覚えてない……。

ただ、最後のモニター映像最高でした。

どんな嵐の中でもこの声を届けよう

もう抑えることはないよ信じる道を行こう

Cメロあたりで、歯車が積み重なっていく映像になるんですよね。

そしてラストに本と蝶が映るんですけど。f:id:shiroyagibook:20220911225927j:image

今まで積み重ねてきた想い(=歯車)を一気に解き放って、本が開いていく。そして蝶が羽ばたいていく。

そういう意味だと捉えました。

EMOTION、、、好きだ、、、、、、。

 

④My Own FairyーTale

一気に飛んで彼方ちゃんのソロ曲。

最初に2階部分から階段使って降りてくるんですけど、

ようこそ夢の国へ!

まさに案内人というか、歓迎してる感じが伝わってきて、ステージの階段部分をうまく活用してるなと思いました(何目線?)

映像が、本を開くところから始まって、また閉じて終わっていくのも良いですね。

夢の世界が広がっていく映像と、彼方ちゃんの柔らかな歌声に癒されます。

 

⑤Wish

照明の綺麗さ圧倒的NO.1

映像が夜の街並みなんですけど、照明も同じなんですよ。

何が凄いかって、1階部分は街明かりのようなオレンジ系。2階部分は夜の明かりの青系で分けてるという、映像と同じ分け方にすることで世界観がより広がるんですよね。

で、途中アニメ映像に切り替わったときは照明が青一色、つまり果林さんの色に染まるという素敵空間。最高&最高。

 

⑥Poker face&お願い!Fairy

個人的、映像が大好きNO.1です。

教室の机とか黒板が映像で流れてるんですよね。

歌詞にある「休み時間」や「授業」から分かる、学校の情景が映像でプラスされて、可愛さ溢れてました。

広い草原で 二人だけのダンスを

で、Cメロのこの部分で、映像が教室から一転して草原へ。

世界観を切り替える映像の良いポイントですね。

歌詞に寄り添って変えてくるところが、ひたすらに解釈一致です。

 

⑦Hurray Hurray

これ、映像にやられた曲です。

多分今後の人生で何度も言うことになると思いますが、

「Hurray Hurrayで羽が舞うのはアカンて」

 

後ろのさ、モニターでさ、羽が舞ってるんですよ。

送ろうよエール 空へhiーfive!!

虹ヶ咲スクールアイドル同好会が込めた「エール」が、羽となって世界中へ飛んでいくんですよ。

さらに真ん中のモニターで、出演者を映してる中、その後ろに虹がかかってるんですよ。

「まっすぐ走れ!」ってエールが、こんなにも力強いものだとは。

映像もあいまって、勇気をもらえた一曲でした。

 

 

照明のいろんな演出効果

照明っていろんな色がありますよね。

なので曲によっては歌詞の歌い分けに合わせてメンバーカラーに変えたりもしますし、虹ヶ咲という名前の通り虹色もよく使われたりしています。

 

あとは、歌詞の内容に合わせる色使いがありますね。

DiverDivaのメンバーカラーは超オレンジとロイヤルブルーですが、「恋するMagic!!」はピンク色も使われてました。

恋といえばピンク、といったような分かりやすい表現方法ですね。(予め言っておくと、「分かりやすい」とディスっている訳ではありません。例えタイトルが分からずとも、歌詞がうまく聞き取れなくとも、何となくの雰囲気作りでこれは「恋の歌である」という伝え方もあると思ってます)

開花宣言」もAメロ部分はオレンジ、Bメロで青に変わっていましたが、おそらく花が育つのに必要な太陽と水、という意味だと解釈しました。

サビで一気にライトピンクに染まるので、タイトル通り花開いたように見えます。

あなたの声は水となって

あなたの笑顔は太陽になる

 

そして、映像と色味を合わせたりすることによる、世界観の広がり。

ラブライブ!は特に映像(ダンス)とのリンクを大切にしていると思ってるので、もしかしたら照明もそういった部分は意識しているのかもしれませんね。

 

 

まとめ(?)

さて、いろいろと、ここの演出良かった!ってところを語ってきましたが。

みなさんは普段、ライブに行ったときどんなところを見てますか?

出演者の表情だったり、パフォーマンスだったり、俯瞰的に見たり。

見方は人それぞれだし、(配信などがあるとはいえ)一度きりのライブなのでどこを見ても目が足りないような、素敵な空間ですよね。

ただ、これまで語ってきた照明や映像などの演出効果によって、曲が立体的に見える、という感覚をぜひ味わってほしいです。

チラッと演出にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

ここで語ったのは私の個人的な感想にすぎないので、ぜひみなさんの見方だったり、解釈だったりを、機会があればお伺いしてみたいものです。

 

 

終わりに

今回の公演前、いろんな企画を拝見しました。

ニジガク5th璃奈ちゃんボードブレード企画 on Twitter: "#虹ヶ咲 5thライブでブレード璃奈ちゃんボードを再現し、天王寺璃奈ちゃんと田中ちえ美さんの想いに応えたい! 難しくても「できないからやらないはナシだから」と企画しました。 もし賛同頂ける方はご協力よろしくお願いします! #RinachanBlade #ニジガク5thブレード企画 https://t.co/k52hKNH2UU https://t.co/XvWGKnZ4pc" / Twitter

Future Parade Rainbow🌈 on Twitter: "【虹ヶ咲5thライブで一緒に『虹』を架けませんか?】 ※このツイートはブレード企画についてのものです。 TVアニメ内の1stライブで、"あなた"たちが同好会に見せてくれた虹。今度は5thライブで私たちが架けませんか? #FutureParadeRainbow #ニジガク5thブレード企画 (1/6) https://t.co/z7Hh1Ju5oM" / Twitter

璃奈ちゃんボードや、虹をかける企画。

本当に素敵だと思います。

私もFuture Paradeではブレードの色を変えたりしました。

企画への想いは人それぞれなので、参加の是非について言うつもりはありません。

ただ、これまで私が言ってきた「曲を立体化する」ことについて、これらの企画に参加することは、私たちの力でさらに立体化できる余地がある、と思いました。

照明や映像スタッフの方々とは別の角度から、曲をより深められる気がします。

実現できるかどうかの難しさはさておき、自分たちにも出来ることがある、やりたいことがある、というのは素敵なことだなぁ、と私は思います。

 

こういった企画についてはいろんなご意見があると思うので、ここら辺で筆を置いておきます。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

【アニメ振り返り企画】みんなでつくる 夢色の未来






こんにちは、しろやぎです。

もうすぐで虹ヶ咲5thライブですね。

というわけでアニメ振り返り企画に参加させていただきました。
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昨日はぎぬまさんが劇伴の記事を上げてらっしゃいましたね。いかがでしたか?

新しい音が聞こえる場所は? - ぎぬまのカンジョウ文

 

もしかしたら、ここで初めてこの企画のブログ見るよーって方もいらっしゃるかもしれないので、もしよかったら他のメンバーのブログも読んでくれたら嬉しいです。

そしてこれまで、上記のメンバーのブログを見ていただいた方、ありがとうございます。よろしければ振り返り最終日のこのブログも、最後まで見ていただければ幸いです。(とっても緊張しています……!)

 

(目次)

(……こうして見ると夏休みの自由研究みたいだなーと思いますね。実際に8月中に話したことなので、オタクの自由研究ということで。)

 

さて、早速本題に入っていきましょう。

 

 

テーマ「夢」

ここで言う夢とは、将来実現させたいと思っている事柄についてを指します。

小さなことでも大きなことでも構いません。

例えば果林さんと一緒にステージに立ちたい、だとか、世界で一番のワンダーランドを作りたい、だとか。1人1人違う夢の形がありますよね。

 

理由

このテーマを選んだ理由ですが、アニガサキでは多くの夢が語られたと思います。

1期では個人の夢(やりたいこと)だったり、高咲侑の夢だったり。

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「わたしね、音楽やってみたいんだ」

続く2期では登場人物が増えたこと(R3BIRTHの3人だけでなく、美里さんや薫子さんの登場など)、ユニット結成やライブの開催などで活動の幅が増えていったこと。

1期よりも多くの「夢」が出てきたのではないかと思います。

さて。このテーマにおいて欠かせないものの一つがスクールアイドルフェスティバルです。
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1期・2期ともスクールアイドルフェスティバルは開催されています。

「みんなの夢を叶える場所」と書いて、スクールアイドルフェスティバルと読む。

これは1期13話のタイトルですが、第2回も同じ理念を掲げていると思ってます。

でも、これって本当にみんなの夢は叶ったんでしょうか?

だって、鐘嵐珠はスクールアイドルを辞めて帰っていくと宣言したじゃないですか。
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スクールアイドルフェスティバルに参加して、結果的に帰国する選択をしたなら、鐘嵐珠は夢が叶わなかった一人になるのでは?と思ったんです。

 

というわけで、聞いてみることにしました。

 

 

本編

しろやぎ

「スクールアイドルフェスティバルのテーマが、みんなの夢を叶える場所、じゃないですか。本当にみんな、夢叶ってるかなって思いまして。みなさんはどう思いますか?」

 

ぎぬま

「ちなみに、しろやぎさんは叶ってると思いますか?」

 

しろやぎ

「いや、1期のスクールアイドルフェスティバルも叶ってないと思ってるんですよ。雨で見れなくなった分があるから、それを見たかったファンも、やりたかった運営も叶ってないし。2期の第2回も、鐘嵐珠の夢って叶ってないと思って」

 

のっぴ

「僕の答えは、叶ってないとも言えるし、叶ってるとも言える。そこにいる100%の人が叶ってるということではなく、みんなの夢を叶える場所。場所に足り得た、ってところに重きを置いてて。夢って1人1人違うから、みんなってところに重きを置いてるのではなく、夢を叶える場所にはなってると思います。とはいえ、みんなに重きを置くと叶ってないとも言える。テーマとして掲げる部分には、確かに叶える場所だったなって思うけど、参加した全員が叶ったかって言われるとそれは違いますって思います」

 

SUN
「第2回だけを切り取って見ると、鐘嵐珠の夢は叶ってないと言える。でも、鐘嵐珠って第1回を見て日本に来たから。物語を通して結果として、鐘嵐珠の欲しかった場所っていうのは手に入ったわけじゃん。なので、第1回をきっかけに結果として鐘嵐珠は夢を叶えたって見るのであれば、時間を超えて叶っていく可能性もある。ただし、イベント単体で誰しもの夢がそこで叶うかって言われると、そうではない」

 

ぎぬま
「鐘嵐珠のやりたいことはスクールアイドルをすること。スクールアイドルフェスティバルにおける鐘嵐珠が叶えたいことは自身の証明だと思う。でも侑がステージに上がってTOKIMEKI Runnersが存在したことによって、嵐珠自身の夢は叶いませんでしたってのが自分の中の答え。だから、嵐珠はスクールアイドルを辞める、っていう選択を取る。それが嵐珠にとって夢を叶える場所にならなかった理由だと思う」

 

黒鷺
「僕も近いことを考えてたかな。スクフェスが始まる前に嵐珠が言ってたが、今日一番目立つのは私だよーって言ってて。要は、嵐珠がやりたいことってスクールアイドルフェスティバル。端的に言うと一番目立つだよね」

 

ぎぬま
「ライバルとして認めあってる同好会だからこそ、その人たちに対して自分自身を証明することが、嵐珠が叶えたかったことだけど、同好会が叶える夢を侑が証明させちゃったから、自分が言ってたことが間違いだったんだって思ったんだと思う」

 

しろやぎ
「なんか、場所に重きを置いたとき叶うってなるけど、みんなのに重きを置いたとき、みんな方は、夢が始まった方なのかなって思いますね」

 

のっぴ
「スクールアイドルフェスティバルって3rdライブのタイトルの夢の始まりもテーマに含まれてるからね」

 

(中略)

 

のっぴ
「というか、いろいろ勘違いしてたんだけど、みんなの夢が叶う場所じゃなくて、みんなの夢を叶える場所だ。だからみんなの夢が叶ったことは重要じゃない、はず。叶えるか叶えないかどうかの選択肢は与えられた状態で、叶えた人がいることが重要なはずだ。夢を持ってない人がいることも前提で、かつ夢を叶える可能性を持った人も、叶う叶わないの選択肢があるはず」

 

ぎぬま
「かつ、同じく夢の始まりっていう意味を含ませるでしょ」

 

のっぴ
「そう、そこで夢のバトンがおきるわけだよね」

 

黒鷺
「スクールアイドルってのが今夢を叶えてる人間なんだけど、それを見てる人の中には現在進行形で夢を叶えようとしてない人もいるよね」

 

のっぴ
「もちろん。で、夢がない人もいるはず。そこで夢を叶える場所で叶えたい人間を見て、トキメキが起こったり夢のバトンを渡されたりで、夢のはじまりになり得るんじゃないかな」

 

 

 

まとめ

つまり、スクールアイドルフェスティバルとはみんなの夢を叶える場所

叶う人も、叶わない人もいる中で、夢が始まる場所でもあると思います。

 

今回話してみて、自分の中で「夢を叶える」ことについて、頭の中がすっきりと整理された気持ちになりました。

本編でものっぴさんが言っていた通り、「夢が叶うこと」と「夢を叶えること」を自分でも気づかないうちに同一視してたんだと思います。日本語って難しい……。

「夢が叶うこと」って素晴らしいと思います。

そして「夢を叶えること」って凄いことだと思います。

夢を叶えようとする向上心とかチャレンジ精神とか、ひたむきな努力とか。簡単にいかないこともあるだろうし、1人では難しい場面もあるのかもしれない。

そういうとき、夢を叶える「場所」があるのなら、みんな違う夢を持っていてもお互いに支え合いながら夢へ挑戦できるのかなと思います。

SUNさんが言っていた、時間を超えて叶う夢もある、という点も良いと思いました。

必ずしもその場で叶うのではなく、振り返ってみて過去の自分の夢と向き合うことができたり、夢の始まりに気づけたり。始まりも、叶う瞬間も、人それぞれだなぁと切に感じます。
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「みんなの夢を叶える場所、素晴らしい理念だと思います。学園の生徒の皆さんにとってよいイベントになるのなら私もお手伝いしてみたいです」

だから、このセリフがすごく納得したというか。

お手伝いしたいっていう気持ちに共感できました。

やっと私も同じ気持ちを味わえたような。

今回の振り返りで「夢を叶える場所」について考えることができて良かったです。

 

5thライブまで、あと1日!

最後に、明日はとうとう5thライブ本番ですね。

時間が経つのが早すぎて、あっという間の驚きと緊張感でいっぱいになってます。

さて。本編では夢のはじまりについて少し話したんですけど。

例えば第1回が終わった後に第2回も示唆されたように、何かが終わってからまたはじまる夢ってありますよね。

アニガサキと出会って虹ヶ咲のライブに行ってみたいって夢も、ライブでこの曲聞きたいって夢も、たくさんの夢がはじまってると思います。

5thライブを見て何を感じるかは人それぞれです。

誰かの夢が叶うのかもしれないし、はじまるのかもしれないし、楽しかったなって良い気持ちで終わるのかもしれないし。

虹のように多種多様のトキメキが5thライブで溢れるといいなと思います。

 

#君の目が探す虹を

繋いできた夢と夢が奏でるMelodyを楽しみに。

スクスタ既存3曲から見る「EMOTION」


こんにちは、しろやぎです。

今回はタイトル通りの、スクスタ三船栞子ちゃんソロ3曲とアニガサキの「EMOTION」について話していきます。

今までにスクスタで出たソロ曲は、「決意の光」と、「翠いカナリアと、「コンセントレイト!」神曲ですね。素晴らしい曲たちです。

 

とはいえ、考察なんて大層なものでもないので、「この曲のこの部分ってここと同じだよね〜」みたいな、ふわっとしたまとめブログです。

 

ちなみに、EMOTION自体が決意の光と翠いカナリアのハイブリッド感があるので、3曲の比率にやや偏りが生じています。

 

5割 決意の光

3割 翠いカナリア

2割 コンセントレイト! について

という感じになってるので、よろしくお願いします。

 

 

 

 

①決意の光

決意の光はEMOTIONと同じくスクールアイドル・三船栞子の始まりの歌です。

(厳密に言えばTOKINEKI Runners17章ver.がありますが、虹ヶ咲の“ソロ”としては決意の光が始まりになりますね)

 

EMOTIONの歌詞から見える栞子ちゃんの“一歩踏み出す勇気”は決意の光と似た部分があります。

 

 

・目指す世界の話

私が望む遥かな世界 どこにあるんだろう?

誰もが幸せになれる世界 探して

出会った期待 不安 すべてが歌に変わった

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スクスタキズナエピソードでは、「今より少しでも、善い世界にしたい」と発言しています。

スクスタの流れとしては、

生徒会長になったものの部活動紹介の打ち合わせではうまくいかなかった

同好会に体験入部し、スクールアイドルは無駄じゃないと知る

スクールアイドルに惹かれ、自分もなりたいと願う

同好会へ入部し、最初の曲として「決意の光」が披露される

 

「みんなを幸せにしたい夢」をもともと持っていて、同好会と関わるにつれ「スクールアイドルになりたい夢」がプラスされた状態ですね。

なので「私が望む世界=誰もが幸せになれる世界」とも言えます。

 

 

対するアニメでは、まず冒頭の部分。
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「誰もが幸せになれる世界、私が望む世界」

決意の光から歌詞が引用されていますが、1番と2番のAメロ最初の部分が逆になっています。

 

アニメの流れでは、

薫子さんを見て、スクールアイドルに憧れる

夢敗れた薫子さんを見て、みんなを幸せにしたいと思う

同好会からの後押しもあり、スクールアイドルになる

なので、「誰もが幸せになる世界を作る」ことも夢であり、「スクールアイドルになる」のも私が望む夢でもあります。

 

2期6話まではスクールアイドルへの夢も明かされておらず、7話で自分自身と向き合ってるというのも、「みんなのこと」から「私のこと」へ繋がっていく冒頭のセリフの流れとマッチしていますね。

 

 

・時間と場所の話

EMOTIONでは歯車や時計が動き出す描写があるように、これからの「時間」が進むことが鍵となってます。
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雨の後の道には いろんな色が集まる

このように時間が経てば必ず止む雨だったり、“あの日の私”を思い出す歌詞からも、そういう点が窺えますね。

 

MVには止まったままの時計が映ってるんですが、これはまさに「スクールアイドルへ夢見る時間が止まった」と見えてきます。

 

 

一方、決意の光では「場所」に関する歌詞が読み取れます。
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一歩前に踏み出してみれば 明日は変わる

これ以外でも、「次の舞台へ」など今いる場所から先に進もうとする栞子ちゃんの決意が表現されています。

 

先程EMOTIONで「止まる」ことについて書きましたが、決意の光でも「立ち止まる」という歌詞がありす。
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立ち止まり見上げた先に 道が開いた

メインストーリーでは、それぞれの適性に沿ってアドバイスをしていたはずなのに、いつの間にかうまくいかなくなっていきました。

そこを同好会メンバーが手助けしてくれたんですよね。

そういった、前へ進めなくなった経験が「立ち止まる」と言われているのかなと思います。

 

 

・共通点︰現在地の話

決意の光、EMOTIONそれぞれに“ここ”というワードが使われています。 
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そうここから輝き紡いでゆけ

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解き放ってここで あなたに届け EMOTION

自分が今いる場所・瞬間を“ここ”に印すのは、まさに“栞を挟む”行為そのものです。

 

個人的には、地盤がしっかりしてなきゃ高く飛び立つことはできないと思っているので、

“ここ”と確認するかのように印すのは、しっかり者の栞子ちゃんらしいなとも思います。

 

なのでEMOTIONは少し大人びているというか。

ちょっと背伸びして 臆病とバイバイする

背伸びした足って不安定なのに、それでも臆病とバイバイしたい、という意思の強さというか“頑張りたい”という気持ちというか。

そういうのを見ると、愛おしさがめちゃくちゃ感じられて好きですね。

 

 

・共通点:光の話

MVではどちらとも、光の前に立つ栞子ちゃんがいます。

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スクスタ・アニガサキ両方とも、栞子ちゃんは自身にスクールアイドルへの適性はないと言っています。

ですが、同好会や薫子さんを見て、その輝き(トキメキ)に自然と惹かれていくのはどちらも同じですね。

 

スクスタのスクールアイドルフェスティバルや、アニガサキでの薫子さんのステージで見た光。

そして自身もそうなりたいと願う栞子ちゃんの目指すもの、がこの光なんじゃないかなと思います。

 

 

・共通点︰蝶の話

決意の光の歌詞、EMOTIONのMVにそれぞれ「蝶」が登場します。

決意の光では、

ひらひらり空を舞うのように 僅かでも風を起こして

やがて誰かの背中を押す日まで

 

EMOTIONでは、
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薫子さんの胸元にある蝶、そして空いっぱいに広がっていく蝶ですね。

 

7話を見ると、「蝶のように」はあの日元気づけてくれた薫子さんのように、とも見えてきます。

自分の背中を押してくれた薫子さんや同好会のようになっていきたい、という願いもありますね。

 

 

 

②翠いカナリア

翠いカナリアはスクスタ第27章「もう我慢はヤメです!!」で実装された楽曲です。

作られた経緯において薫子さんの存在が実に重要となるポイントは、EMOTIONと一緒ですね。

 

・羽を届けようとすること

まずEMOTIONのMVの羽を見ていきましょう。
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栞のように挟まれた羽は、薫子さんが栞子ちゃんに伝えたかった励ましの気持ちだったり、スクールアイドルを見たときの栞子ちゃんの“トキメキ”が具現化されてるのかなと思ってます。

 

 

翠いカナリアでは、やはりサビの歌詞です。
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果てしなく広がる空 自由の広げて

そしてもう一つ、これはR3BIRTHファンミの話になるんですが、

ラスサビのバックモニターで、大空を一直線に貫いていくような光と羽が映されています。

(R3BIRTHファンミDay2の映像はおそらくアニメBlu-Rayに収録されるはずなので、ちらっとでも見えたら嬉しいです)

 

歌詞やメインストーリー27章を読むと、翠いカナリアの羽は「自分自身の力そのもの」という自己証明の強さを個人的に感じてます。

なのでEMOTIONの羽はみんなの気持ち、翠いカナリアの羽は自分の気持ちだったりするのかなー、と思ったりもしてます。

 

ただ、「届けたい」という気持ちは一緒なんですよね。

EMOTIONの歌詞にある「届け」や、翠いカナリアのラスサビ映像の羽が、その気持ちの表れなのかなと思います。

 

 

・目には見えないもの

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目には映らない 糸がひどく絡みついて Ah

爆発しそうな 感情が叫んでる

スクスタとアニガサキで、栞子ちゃんが感じている息苦しさとは何か?の話からしていきます。

 

まずスクスタで言えば、薫子さんからの“巣立ち”が一種のテーマになってます。

もう自分は小さな子どもじゃないよ、と。姉さんに守ってもらわなくても大丈夫だよ、と。

薫子さんの“栞子ちゃんを可愛がっている気持ち”と、栞子ちゃんの“巣立ち”の時期が重なったことによる、息苦しさだったのかなと思います。

 

一方、アニガサキでは何を感じていたのか。

7話までの間で、栞子ちゃんは特に息苦しさを感じているような素振りは見えませんでした。

が、それっていわゆる「今は感じてない」にすぎないような気もするんですよね。

 

侑ちゃんのセリフにもありますよね。

「向いていることだけするとか、みんなをサポートするとか、それだけ聞けば、正しいって思うよ。

でも、それって……後悔するんじゃないかな」

いずれするかもしれない後悔によって、息苦しさを感じてしまうときがくるのかもしれない。

それこそ自分では気づかない“糸”がひどく絡みついて、分からないまま飛び立つすらできないかもしれない。

 

目には映らない糸、と表されていますが、

その糸の存在を感じて自分の力で解き放ったのが翠いカナリアであり、

糸が絡みついてしまう前に飛び立つことができたのがEMOTIONなのかなと思います。

 

 

・あなたとは誰のことか 

さて、EMOTIONの歌詞の中に“あなた”という単語が出てきますよね。
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解き放ってここで あなたに届け EMOTION

あなた=薫子さんでしょうか? 同好会でしょうか?

ちょっと考えていきましょう。

 

実はこのブログで上げている既存3曲、その全てが、栞子ちゃんは“誰かのため”に歌っているものです。

薫子さんに自分の想いをぶつけたい、という所謂自分のための曲ですら、“誰かへ向けて”想いを乗せていたりします。

 

具体的に3曲を振り返っていくと、

・決意の光

「私のように、欲しいものがふわふわとしていて不安に思ったり、焦ったりしている人も、きっとたくさんいるはずです」 

「ですから、私と同じ不安を抱えている人たちに、今はそれでもいいんだよ、と、

支えになれるような、そんな歌を歌いたいです」

 

・翠いカナリア

「我慢しなくてもいいことを我慢している人たちが、その気持ちを解き放つ、

そんなことができるような歌を歌いたいです」

 

・コンセントレイト!

※栞子ちゃん自身のセリフとして直接的な表現はありませんが、あなたちゃんのセリフを一部抜粋します。

「栞子ちゃんが、生徒会を……

ニジガクをどんなに大事に思ってるのかを伝える曲を作るよ!」

「栞子ちゃんが、どれだけ学園のみんなに幸せな学校生活を送ってほしいって願ってるか」

「みんなが学校生活を楽しむサポートをしたいと思ってるか」

 

こうしてみると曲の中に、栞子ちゃんがどれだけ“あなた”への気持ちを込めているか分かりますね。

生徒一人一人を見る栞子ちゃんだからこそ、こういう人に届けたい、という明確な対象が生まれているのかもしれません。

 

なので、

【問】EMOTIONの“あなた”は誰のこと?

【答え】それは薫子さんであり、同好会であり、ランジュやミアであり、ファンであり、同じような思いを持つ誰かであり、それ以外のもっと多くの誰かでもある。

 

特定の“誰か”ではなく、自身の気持ちを届けたい人、というような幅広い受け取り方でもいいんじゃないかなと思ってます。

 

近しい“あなた”と言うならば、この翠いカナリアに込められた“あなた”なんじゃないかなと思います。

 

 

③コンセントレイト!

この曲は、校内フィルムフェスティバルの開催に向けて作られた曲ですね。

生徒会のPR動画のテーマソングとして、この曲が使われています。

(詳しくはキズナエピソード10話〜14話をご参照ください)

 

 

・今はまだ。

とはいえ、この曲って決意の光や翠いカナリア、その他同好会メンバーと歌ってきた全体曲等の存在があってこそ、歌えた曲でもあるんです。

幸せな学校生活を送る“みんな”について歌えるのは、自分自身の思いをさらけ出せた経験があったからこそ。

 

だからアニガサキで言うと、栞子ちゃんはようやく7話で自分に素直になれましたよね。

そういう点で、今はまだ歌えない曲でもあると思ってます。

 

 

・見え始めた、色とりどりの虹

けれど、アニガサキ栞子ちゃんは色とりどりの虹の片鱗を感じ始めているんです。

 

そもそも、個々の色を持つ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。(今までのスクールアイドルたちももちろんメンバーカラーもありましたが)

ユニットとして、色を掛け合わせていくのを見てきて、

スクールアイドルフェスティバルでは、もっと多くのスクールアイドルや“みんな”の色を見ています。

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前夜祭でのA・ZU・NAのステージで歌われた、Dream Land! Dream World!でも「色」が使われています。

ほら扉を開ければそこは

まるでおとぎ話 イロトリドリの国

 

たくさんの“みんな”を見てきた栞子ちゃんなら、きっとアニガサキでも色とりどりな歌を歌えるんじゃないかって思ってます。

現に、EMOTIONのAメロでも

雨の後の道には いろんな色が集まる

と、すでにみんなのことを「いろんな色」と表現しています。

 

 

色とりどりのスケールで 日常をナナイロにメイクアップ

#最高のエンターテインメント なんてつぶやいちゃお!

コンセントレイト!からアニガサキを見てみると、「#最高のエンターテインメント」がスクールアイドルフェスティバルのことでもあるように見えてきますね。

虹ヶ咲のフェスティバルといえば他にも、マッチングフェス、シャッフルフェス、フィルムフェス……と多岐にわたり、どれもこれも楽しくて面白いものばかりですね。

どの場面においてもこのハッシュタグが使えそうです。

 

 

 

……コンセントレイト!について短すぎて寂しくなってしまうので、しおにゃんを投下しておきます。
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おわりに

スクスタとアニガサキ、ストーリーはもちろん違うし、それぞれに違った見え方も発見できるんですが、根底にある部分はみんな変わらないんだって、改めて思いました。

しっかり者の栞子ちゃんだけど、自分の気持ちには不器用だったり。

スクールアイドルから離れたくなかった、というのはスクスタもアニガサキも同じかもしれませんね。

 

スクスタだからこそ誕生した既存3曲でしたが、アニガサキにも通じる部分が発見できて楽しかったです。

これを読んでいる方も、「自分はこういう発見をしたよー!」とかあれば、ぜひ教えてください。

いつでも待ってます!

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました!

 

 

EMOTIONが収録されたCDは2022年6月22日発売です!

よろしくお願いします!!!

 

 

 

 

22日……にゃんにゃん…………しおにゃん………………

夢見て憧れて また夢が見たいんだ

こんにちは、しろやぎです。

今回はアニガサキ2期7話「夢の記憶」について書いていきます。

とうとう来た栞子ちゃんのメイン回なんですが、ここで“夢”というワードを持ってきたのが放送前からすごく刺さってて。

栞子ちゃんにとっての夢って叶えたいけど難しいもので、たくさん悩んで迷ってきたものだと思うんです。

だから夢を叶える場所で、ようやく掴めた自分らしい姿に胸が救われたような思いで7話を見てました。

 

さて、このブログの前半部分は今までのまとめ的な感じなので、時間なければ飛ばしてもらっても大丈夫です。

時間がない人は③三船栞子にとっての夢からどうぞ。

 

 

 

 

 

三船栞子とスクールアイドル

まずは栞子ちゃんにとって、スクールアイドルとはどんな存在なのか? ということを振り返っていきましょう。

 

①三船薫子(スクールアイドルとの出会い)

栞子ちゃんにスクールアイドルを見せてくれた一番最初の人は、姉である薫子さんでした。
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「ランジュが香港に引っ越しちゃってから、寂しそうな栞子を励ましてあげようと思ってさ」

以前、スクスタの栞子ちゃんから笑顔を引き出したのは歩夢ちゃんだというブログを書いたんですが、

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS 三船栞子について話したい - shiroyagibook’s diary

これはそれより前の話。もっとずっと幼い頃から、栞子ちゃんに笑顔を与えてくれたのは薫子さんなんだなと思いました。

 

このときの薫子さんは、栞子ちゃんのためにスクールアイドルを始めたと言うより、その前からスクールアイドルだったと思ってて。

特にこれと言って理由や根拠とかは全然ないんですが、それまでの薫子さんは自分のため(=ラブライブに向けて、そしてスクールアイドルがやりたかったから)にステージに立ち、

それが栞子ちゃんを元気づけたいからステージに立った、という“誰かのため”のスクールアイドルになったのかなと考えてます。

 

②三船薫子(スクールアイドルの終わり)

一方で、スクールアイドルとしての終わりを知ったのも、薫子さんの存在でした。
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「私たち3年生は、今日でスクールアイドルを引退します」

3年間という限られた時間の中で目指していたものに手が届かなくとも、終わりはきてしまうんですよね。

自分が憧れていた人がステージの上で涙する姿は、衝撃的な光景だったことでしょう。
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だんだんと下がっていく腕が、夢の終わりをまじまじと見せつけられたようで、胸が苦しくもなります。

 

ただ、このシーンがあったからこそ今の三船栞子ちゃんがいるんです。

「姉さんは、不要な後悔をすることもなかった。わたしは同じ失敗をしない。

いえ、誰だって、そんな思いをするべきじゃないんです」

傷つくことに臆病だから、誰かが傷つく姿も見たくなくて、だからみんなの幸せを願うようになりました。

誰もが幸せになれる世界を目指すようになったんです。

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

QU4RTZ

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「これが、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会なんですね」

再び栞子ちゃんを動かしたのは、QU4RTZのライブでしたね。

薫子さんの涙で終わったステージの記憶を、楽しさでいっぱいにしてくれました。

 

DiverDiva
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「やはり人は、それぞれに適性に合ったステージにいるべきだと思います」

続くDiverDivaは、QU4RTZとはまた違うユニットの形。

スクールアイドルのそれぞれの形を知り、SIFと文化祭の実行委員としてもそれぞれの適性のあるステージを作りたかったんじゃないかなと思ってます。

 

A・ZU・NA
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「凄いですね。自分のやりたいことを全て叶えるなんて」

SIF前夜祭でのA・ZU・NAのステージ。

「大好きなことを隠さなくてもいいんだ」と菜々からせつ菜へと明かされましたが、このセリフが7話の栞子ちゃんに刺さるとはこの時一体誰が想像できたのでしょうか。

(A・ZU・NAの曲の歌詞については、後述します)

 

 

さて、ここまではスクールアイドルについてまとめてきましたが、

ここからは栞子ちゃん自身のことを振り返っていきます。

 

 

三船栞子の一歩

栞子ちゃんは自身の適性を理解しているからこそ、それに見合わないことをすることに対し、なかなか一歩を踏み出せない子です。

スクスタでは、スクールアイドルについてどれだけ語ろうと、逆に頑なになってしまうようなシーンもありました。

アニメでも、せつ菜ちゃんが話そうとしてもストップをかけてますよね。
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その栞子ちゃんを動かしたのは、「やってみること」です。
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スクスタでの、同好会に体験入学すること。

アニメでの、SIFに参加してみること。

そこで知ったことが栞子ちゃんの糧となり、原動力ともなるわけです。

 

やってみた結果、見えてきたものが今はまだ何なのか分からなくとも、それに突き動かされてしまうんですよね。

 

人は適性のないものに時間をかけるべきではない。

私は私の適性に沿った行動をすべきなのに、

今、見合わないことをやろうとしています。

なぜ自分がこんな風になっているのか、

実は自分でも理解しきれていないんです……。

(スクスタ サイドエピソード「迷いながら、進みたい!」)

 

新しい世界に飛び込むと、見えるものがこんなにも変わるのですね

(スクスタ ホーム画面ボイス)

 

だからこそ、一度目は突っぱねてしまっても、SIFに参加して再び話し合ったときには素直に自分の気持ちと向き合うことができています。

 

 

三船栞子にとっての夢

せつ菜ちゃんが2つの夢を持つように、

栞子ちゃんもまた、2つの夢を持っています。

①スクールアイドルになりたいという夢

②みんなを幸せにしたいという夢

このどちらも、薫子さんのステージを見て始まった夢です。

薫子さんにスクールアイドルを見せてもらったことから始まり、薫子さんの涙を見て生まれた夢でもあります。

時を経て、同じ場所で2つの夢と向き合うんです。


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ここは薫子さんにとっても、夢が始まった場所だと言えます。

「私はあなたが応援してくれたから、幸せな高校生活を送れたと思ってる。

それで今は教師になって、たくさんの生徒を、あなたを応援できる人になりたいって思ってる」

 

ここで流れている劇伴「あなたと私と私たちの夢」や、

同好会のみんなが言ってくれた1期13話のようなセリフも、

「夢がここからはじまるよ」の歌詞を彷彿とさせる思い出も、

数え切れないほどたくさんの夢が詰まった場所なんですよね。

 

 

今までの栞子ちゃんは一方向のサポートでした。

ですが、ここで誰かから応援されることによって、さらなる応援を生み出し、それが新たな力になっていくというサイクルの歯車が動き出したんじゃないかなと思います。
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で、ここらへんの流れはものすごく「Dream Land! Dream World!」が刺さるんですよ。

悲しみに暮れてても(Don't worry)

ここに来れば笑顔になれるんだ

誰だって

SIFのテーマ「みんなの夢を叶える場所」でもあり、栞子ちゃんにとっても夢から笑顔が生まれた場所です。

見よう見まねでいい 体が動き出す

「EMOTION」って実は薫子さんが歌っていた曲説もあり、それもすごく素敵だなぁと思います。

記憶の中の薫子さんを辿って踊っても、SIFや今まで見てきたスクールアイドルのライブの記憶を思い出しながらでも、見よう見まねでいい、と前夜祭でA・ZU・NAが示してくれたんですよね。

 


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薫子さんからもらった夢と、同好会からもらった勇気が、ここの栞子ちゃんに集約されています。

 

 

 

三船栞子の「EMOTION」

話が若干前後したんですが、ここからはMVについて少しお話していきます。

・手の振り付け
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アニメでは明言されていませんが、栞子ちゃんは日本舞踊をたしなんでいます。

小泉萌香さんも、「日本舞踊を嗜む栞子なら、きっと指の先まで綺麗に魅せるだろうと思ったので、踊る時は指先を特に意識するように心がけています」と言っていたので、この滑らかな動きも日舞を意識してそうです。

(記事全文【LoveLive!Days 虹ヶ咲SPECIAL 2021 Spring発売記念♪】虹ヶ咲インタビュー企画・シリーズ初の“10人目のスクールアイドル”としての重圧を超えて。三船栞子役・小泉萌香さんに宿った『決意の光』 | 電撃G's magazine.com – ラブライブ!など人気のキャラクター専門誌)

ここの手のひらひらは薫子さんから同好会へ流れていくのも、未来へ進んでいくことを示しているようです。

 

・階段

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ここ栞子ちゃんの深層心理へ潜っていくようだと表現された方がいて、なるほどなと納得しました。

確かに、7話は過去の思い出を振り返ってみて、かつ自分の素直な気持ちを自分自身へと問いかけていましたね。

 

・羽

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大好きなこと、というワードと共に出てくる羽の描写は、涙腺にくるものがありますね……。

薫子さんとの思い出の日に、大好きな気持ちを“栞”として挟んでおいたのが、あまりにも「スクールアイドルから離れたくなかったのかもしれません」なんですよ……。

 

・鍵
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止まってしまったスクールアイドルの夢の時間を進めるためのものでもあり、ここから飛び立つための扉の鍵でもあると思ってます。

さらに栞子ちゃん自身の動力源(=歯車を回していく)ともなってそうです。

 

・蝶

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これがまさに、栞子ちゃんの「応援したい」という気持ちの表れですよね。

薫子さんや同好会からもらった応援を、これからは栞子ちゃんも歌として誰かに届けていく。

空いっぱいに広がった蝶の多さは、それほどまでに栞子ちゃんが“みんな”をサポートしたい、と思ってるのかな、と考えます。

 

 

三船栞子のこれからf:id:shiroyagibook:20220520224610j:image

「まだまだ練習が必要ね」

薫子さんのセリフの通り、実は栞子ちゃんってまだ発展途上なんです。

スクスタでも、“まだまだ”な部分は左月さん・右月さんに見抜かれていたりしてます。
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小泉萌香さんが栞子ちゃんの魅力として「伸びしろ」を挙げていたように、“これからにもっと期待できる”子だと思います。

栞子ちゃん自身も、「精進する」という言葉をよく使ってるので、努力家な面の表れですね。

(特訓やスクールアイドルチャンネルボイスなど)

 

 

SIFが終わったら同好会に入るようですが、今よりもっと同好会メンバーと関わっていくことによる変化も楽しみです。

スクールアイドルに……いえ、同好会のみなさんに、私が惹かれているということです。

彼女たちには、そういう力があります。

そして、私はその秘密を知りたい。

願わくば、自分にもそういう力がほしい。

(スクスタ サイドエピソード「迷いながら、進みたい!」)

 

個人的には、栞子ちゃんが薫子さんやスクールアイドルからもらった「たくさんの幸せ」を、ランジュへと繋げていってほしいなぁと思ってます。

 

 

 

終わりに

今回のブログのタイトルは、NEO SKY, NEO MAP!からとりました。

栞子ちゃんにとっての夢の始まりがあり、また夢を追いかけていくことについて、この歌詞がぴったりだなと思いまして。

3話で栞子ちゃんが振り返ったところの歌詞も

「みんな自分が好きなこと 追求しちゃおう」だったので、改めてNEO SKY, NEO MAP!っていい曲じゃん……ともなったわけです。

 

栞子ちゃんは薫子さんの想いがずっと繋がってきて今回のSIFを迎えたわけですが、

同好会のみんなも1期からの気持ちが繋がって今があるのだなと思います。

新しい出会いやトキメキへの連鎖も、今後楽しみなポイントですね。

 

 

告知

「EMOTION」に関しては、既存の3曲(決意の光、翠いカナリア、コンセントレイト!)から考えていくとさらに深く見えてくると思ってるので、別記事にて書いていきます。(後日お楽しみくださいませ……)

 

↓(追記)

完成しました!よければこちらもぜひ!!!

スクスタ既存3曲から見る「EMOTION」 - shiroyagibook’s diary

届け!!!!!!!!!! → 響け!!!!!!!!!!!!!

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こんにちは、しろやぎです。

今回は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 TVアニメ2期放送を祝して、素敵なタグ企画がありましたので参加させていただきました!

 

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Liella! タグ企画 主催:生春さん(@Time_mrsi)

虹ヶ咲 タグ企画 主催:ぎぬまさん(@NEXT_Ginuma)

告知イラスト協力 :環月紙袋さん(@kanduki_lily)

 

 

はじめに

企画主催の方々、参加者の方々、それぞれ思い思いの考えがあり、参加の方法があり、いろんな「キモチ」や「トキメキ」があると思います。

 

まずはこの企画に携わった方々(これを読んでいるかもしれない方も含め)へ、

「お疲れ様でした!」そして「楽しんでいきましょう!」

 

さて、できたらわたしもLiella! タグ企画にも参加したかったのですが、いろいろと考えた結果、今回は虹ヶ咲タグ企画のみの参加となりました。

Liella!の方はタイミング見つつ、機会があればやっていきたいと思います!

 

 

では、早速。

 

 

テーマ 「届け!!!!!!!!!! → 響け!!!!!!!!!!!!!」

〜TVアニメ2期番宣PV(long Ver.)の感想などなど〜

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」TVアニメ2期番宣PV long Ver. - YouTube

3/27に放送されたニジガクTOKIMEKIナビにて、long Ver.のPVが公開されましたね。

新規カットやセリフも追加され、2期の始まりが楽しみだなーとわくわくしたのを覚えています。

これから書く個人的な感想を通して、2期へのわくわくどきどき感をもっと高めるとともに、みなさまともその感覚を共有できたらなと思ってます。

 

 

①遠く響け届け きみの思い

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1期では「届け」、2期では「響け」、

まずはこの2つの言葉について考えていこうと思います。

ということで国語辞典を引いてきました。

 

「届く」とは。

1.ある所にまで至りつく。達する。及ぶ。

2.送った品物や郵便物が相手の所に着く。

 

「響く」とは。(一部省略)

1.音・声があたりに広がり伝わる。

2.反射して聞こえる。反響する。

3.余韻が長く続く。

4.世間に広く知られる。

5.心に通じる。また、感覚に訴える。

 

 

これらを踏まえ、1期の「届け」とはどういうことなのか考えていくと。

スクールアイドルから高咲侑へ気持ちや感謝や応援を届けることなんじゃないかって思いました。

 

1期は全体を通して(またはスクールアイドルへの応援を通して)、侑ちゃんの夢が見つかり、そこから先に進んでいこうとする部分が描かれています。

13話の「夢がここから始まるよ」はまさに侑ちゃんへ届けたい気持ちを凝縮したような歌詞ですよね。

 

 

さらに歌詞にも注目してみましょう。

虹ヶ咲全体曲の中で「届け」が入っている歌を探してみます。(記載漏れがあったらすみません)

未来ハーモニー

響く ハーモニー 空へ届け そう心のまま

NEO SKY, NEO MAP!

新しい光届いた? 物語また始まって

夢がここからはじまるよ

遠く響け届け きみの思い

Hurray Hurray

Wow oh oh… 届け Wow oh oh… 未来へ…

L!L!L!(Love the Life We Live)

もっともっと 届けたいよ

 

このように見てみると、「届け/届く」とは具体的なものがあるように感じました。

「空へ/きみの思い/未来へ  届け」

「新しい光 届いた?」

「今 届けたい」  など。

明確に届けたいものや届けたいところがある、というのがここのポイントです。

 

スクールアイドルフェスティバルで披露された夢がここからはじまるよではその歌詞に「届け」と「響け」が両方とも入っていますよね。

1期の締めくくりでもあり、2期へと繋がる曲でもあるので、1期と2期の繋がりをより深めてくれています。


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さて、「響く」についても考えていきましょう。

1.音・声があたりに広がり伝わる

→1期を通して音楽を始めた侑ちゃん。スクールアイドルとして歌う同好会メンバー。響かせる手段を得たように思えます。

 

2.反射して聞こえる。反響する。

→第2回スクールアイドルフェスティバルの開催を計画しているようなので、1回目の反響の大きさを次に繋げようとしているようですね。

 

3.余韻が長く続く。4.世間に広く知られる。

→新しく加わったメンバーもいることですし、スクールアイドルフェスティバルが第2回だけでなく3回4回5回……と続いていくかもしれません。そうでなくとも、一生消えないような思い出としてずっと心に残るものになるかもしれませんね。

 

5.心に通じる。また、感覚に訴える。

→第1回スクールアイドルフェスティバルを見て嵐珠ちゃんが日本に来たように、このイベントを通して心を揺さぶられた人は数多くいることでしょう。それはアニメ内の登場人物だけでなく、きっと現実に生きる私たちもそうだと思います。

メットライフドームで開催された3rdライブ(=スクールアイドルフェスティバル)を見て、一言では言えないほどの多くの感情が動きました。

そう思うと、2回目のスクールアイドルフェスティバルだったり、侑ちゃんの音楽だったり、新しいメンバーも入った同好会の活動が、たくさんの人の心に響くことでしょう。

 

 

いろいろと意味を調べて自分なりに考えてみて、具体的で方向性がある程度決まっている「届く」に対し、「響く」とは不特定多数の多方面に向けた、今までより広がった輪の形ではないかと思いました。

2期に向けていろんなコラボが生まれたり、1期の話題を知って自分も虹ヶ咲の物語を見てみたいと関心を持った人もいると思うので、その人たちへ向けても「響け!」というのはありそうです。

 

 

 

②いこう! 明日へ

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果てしない 空のむこう

ミライへと橋をかけよう

いこう! 明日へ

 

虹色Passions!の歌詞引用きましたね!

青空から入るこのピアノシーンも、ここから始まる新メンバーの登場シーンも、すべて引っ括めて2期への期待が高まる部分です。

軽やかなピアノの演奏がとても素敵ですね。1フレーズしか弾いていなかった侑ちゃんがここまで弾けるようになるとは、音楽をやってみたい気持ちと努力の現れでしょうか。

 

虹色Passions!の「夢と夢 繋いでいこう」から「新しい季節だね」と始まるところも、1期から2期へと時間が進んでいくシーンに聞こえます。

一番最後の「夢と夢 叶えていこう」もまた新たな同好会メンバーと共に叶えていきたいという思いも感じられます

 

 

 

③勢い増してく靴音  

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「見つけた!」と言って抱きつくところです。

喜びが靴音に溢れているようで、好きなシーンの一つです。

ここから劇伴がさらに盛り上がっていくのも、勢いの良さを感じられます。

 

 

周りの生徒をよく見ると、違う制服を着ている子が何人かいますね。学校説明会でしょうか?

栞子ちゃんも生徒会腕章をつけていることもあり、果たして生徒会がどのように変わっていくのかも気になるところです。

冬服に変わる時期は部活動の引退もあり、新しい部員で活動していくときだと思います。もしかしたら生徒会もそのように、新しい役員へと変わるのかもしれません。

 

 

また、嵐珠ちゃんが虹ヶ咲学園に来てようやく見つけた相手が歩夢ちゃんっていうところも良いですね。

1期ではCHASE!を見てスクールアイドルという存在を見つけた侑ちゃんと歩夢ちゃん。

2期ではスクールアイドルフェスティバルを見てやってきた嵐珠ちゃん。

スクールアイドルを見てスクールアイドルを始める、というのは今までのラブライブ!シリーズでも「大きなきっかけ」となる出来事です。

まるで、やってみたいの連鎖が続いていくようですね。

 

 

 

④だって自分が好きなことは頑張れるよ

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「音楽科も忙しいんだよね?本当に両立できてるの?」

「大丈夫だって」

新しくはじめた勉強に、難しい顔をしている侑ちゃん。

大丈夫、とは答えつつもやはり一筋縄ではいかないところもあります。

 

 

「やっぱり難しいのかな。夢、追いかけるのって」

 

夢って難しいよなぁ、と思います。

夢を見つけることも、追いかけることも、叶えることも。

大好きなことを夢にしたつもりなのにいつの間にか大好きが分からなくなったり、夢を見失ったり、夢に疑問をもったりすることもあるでしょう。

 

3rdライブで矢野妃菜喜さんがピアノを弾くとき、手が震えているのを見ました。

怖い? 不安? 緊張?

あの大きなステージに立ったことのない私には、あのときの矢野さんの感情は分からないだろうし、分かるとも言えません。

もちろん高咲侑=矢野妃菜喜ですが、矢野妃菜喜=高咲侑ではないので、ピアノを前にした侑ちゃんの気持ちとはまた違うとも思います。

 

侑ちゃんの夢の形である音楽(=3rdライブにおけるピアノ)を目の前に、手が震えてしまうのは想像もできないほどのプレッシャーだったり、感情に押しつぶされそうになるんじゃないかって思います。

 

けれど、2期で侑ちゃんが楽しそうにピアノを弾くのを見ると、「やってみたい」という気持ちの大きさに気付かされるのです。

 

「私ね、音楽やってみたいんだ」

 

「やってみたい」とワクワクすること。

「ときめき」にドキドキすること。

たくさんのプラスの歌や言葉や音楽やパフォーマンスで、私たちは前に進んでいけるんだろうなと思いました。

 

 

 

⑤心の数あるね 夢の形

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「みんなの夢を叶える場所、私もお手伝いしてみたいです」


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「ボクは彼女を通して作った曲を広めたい」

 

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「アタシは誰よりもみんなを夢中にさせるスクールアイドルになりたい」

 

「わたしは/ボクは/アタシは」と、同じタイミングで登場してもそれぞれにやりたいことがある、というのが虹ヶ咲らしくていいですね。

 

ここでは多くは語りません。

わたしが楽しみだなと思うことを書いて終わりにします。

 

栞子ちゃんはお手伝いを通して、何を見つけるのか。

ミアちゃんはどんな曲をつくるのか、そしてこれから音楽を始める侑ちゃんとどう関わっていくのか。

嵐珠ちゃんはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

 

 

もちろん、1期を通して変化していった同好会メンバーも2期ではどんな活躍をするのかとても楽しみですね!

 

 

 

長くなりましたが、みなさん読んでいただいてありがとうございました!

記念すべきアニメ2期も楽しんでいきましょう!

 

 

みんな自分が好きなことを 追求しちゃおう

コンセントレイト!〜三船栞子のリベンジとチャレンジ!?〜

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こんにちは、しろやぎです。

今回は三船栞子ちゃんのソロ曲、「コンセントレイト!」について自分なりに考えたことがあったのでそれを書いていきます。 

 

※スクスタメインストーリー、キズナエピソードのネタバレ含みます。ご注意くださいませ※

 

 

 

①コンセントレイト!ができるまで

はじめに、なぜこの曲ができたのか振り返ってみます。
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きっかけは、校内フィルムフェスティバル開催にあたって、生徒会PR動画を作ることになったからでした。

 

動画を見てもらうことによって、

「もっと生徒会のことを理解してほしい、親近感を感じてほしい」

という思いが込められています。

 

ですがただ生徒会の理念や活動を説明するだけでは、つまらないものになってしまいます。

 

どうすればみんなの興味が湧くような動画になるのか?

 

考えた末にたどり着いたのは、生徒会長である三船栞子がスクールアイドルとしてパフォーマンスを行うこと。

そうすることで、もっと生徒会を身近に感じてもらいたい。

 

そういった経緯から、この曲が誕生したのです。

 

 

 

②歌詞に注目してみる

占いなんて信じてないけど

『AB型が最下位!』って、Ahー

ちょっとヘコむね

『ラッキーアイテムはピアノ!』

ショパンが弾けたならダイジョウブ!?』って、Ahー

イジワルなルール

つい朝のニュースで占いコーナーを見ちゃうような「気持ち分かる」ポイントもあり、けれども最初の「占いなんて信じてない」という部分で栞子ちゃんらしさも感じられます。

 

生徒会長としての三船栞子は、頼りになる存在です。

一人一人をしっかり見て適性を理解し、相談にものり、イベント運営だっていろんな問題点を解決していけるような子です。

 

反面、真面目すぎるが故に「固い」などとよく言われてもいます。

さらに日本有数の名家出身で、お茶やお花は師範レベル。

こういったところを見ると、遠い存在のように感じてしまいます。

 

てもここの歌詞を見ると、実はみんなとたいして変わらないんじゃないかって思えるんです。

 

人並みに占いも見ちゃうし、ノートの隅っこには落書きだってしちゃいます。

 

歌詞を読んで、自分もそういう経験あるなーって感じた人もいるのではないでしょうか。

 

まさに、生徒会長・三船栞子がもっと身近に感じられるような歌詞ですよね。

 

 

そして、1番のラストがこのフレーズです。

みんなステキで 今日も明日も私の宝石(ジュエル)

 

生徒会長として作った歌ということもあり、この「みんな」は「虹ヶ咲学園の生徒」とも言えるでしょう。

 

虹ヶ咲学園の生徒ってみんなステキな人たちばかりで、

だからみんなに幸せな学校生活を送ってもらいたいし、

みんなが楽しむサポートをしたい。

そんな気持ちが伝わってきます。

 

 

ここでさらに注目したいところが、2番ラストの

だからキミにも見せてあげるね? 私の宝石(ジュエル)

です。

 

1番では自分の気持ち、虹ヶ咲の生徒へ向けたもの

2番では「キミ」という言葉から、特定の誰か(またはあなた)へ向けたものとも考えられますが、ここでは「虹ヶ咲学園以外の人へ」と解釈していこうと思います。

 

この曲が披露される4thライブにおいて、これは「このライブを見てくれているあなた、つまり学校外の人に向けた曲」だとも言えるのではないでしょうか。

 

 

 

ここでスクスタメインストーリー13章を振り返ってみます。
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スクールアイドル同好会のメンバーは、その知名度を上げるために学校説明会で行われる部活動紹介に出ることになります。

しかし、各部の部長さんたちと生徒会とで意見が分かれてしまい、部活動紹介のためのミーティングもうまくいかない日々が続きます。

 

そこで間に入ってくれたのがあなたちゃんや歩夢ちゃんです。

それぞれ各部との調整をしたり、栞子ちゃんにスクールアイドルのことを教えたり。

 

そうして無事に部活動紹介のミーティングもまとまり、スクールアイドル同好会は、歩夢ちゃんの強い希望により「夢への一歩」が披露されました。
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ここまでが13章の振り返りです。

 

 

そして時を経て栞子ちゃんはスクールアイドル同好会の一員となり、校内フィルムフェスティバルも開催されることとなります。

 

 

ここでわたしが言いたいことは、

今度は栞子ちゃん自身がスクールアイドルとして、誰かに気持ちを届ける側になっているということです。

 

生徒会ってこんなことをしてるんだよ
というだけでなく
虹ヶ咲学園ってこんなに素敵なところなんだよ
私の宝物はこんなにキラキラ輝いてるんだよ

 

そういった気持ちがこの歌に凝縮されてると思います。

 

そして、それを「キミ(=虹ヶ咲学園の生徒だけでなく、ライブに来た様々な人)」へ伝えたいという気持ちも含まれています。

 

校内フィルムフェスティバルは一般の人にも人気のイベントということもあり、もはやコンセントレイト!は学校説明会(=部活動紹介)の曲ともいえるのではないでしょうか。

 

メインストーリー13章で栞子ちゃんだけではうまく伝えられなかったことへのリベンジ。
そしてスクールアイドル・三船栞子として気持ちを伝えることのチャレンジ。

 

歩夢ちゃんの「夢への一歩」、

栞子ちゃんの「コンセントレイト!」、

どちらも部活動紹介としてたくさんの思いが詰まった魅力溢れる曲だと思います。

 

 

③終わりに

以前、知人から「コンセントレイト!ってラブライブ!らしい曲だよね」と言われたことがあります。

 

今までのラブライブ!シリーズにおいても学校説明会は1つの挑戦でもありました。

 

学校を知ってもらうため、生徒数を増やすため。

僕らのLIVE 君とのLIFE」しかり「君のこころは輝いてるかい?」しかり。

説明会ではいろいろな楽曲が披露されました。

 

そしてコンセントレイト!に含まれる、学校外の人へのメッセージ性。

そういったところもラブライブ!らしさを感じる一因なのかもしれませんね。

トリニティフェス業務報告

こんにちは、しろやぎです。

今回はSCRAP×あんさんぶるスターズ!!のトリニティフェスティバルに参加してきた感想ブログです。

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⚠️ネタバレあります⚠️

もしまだ参加してないって人は、トリニティフェスの宣伝ブログも書いたので、良かったらそちらを見てください

t.co

 

 

では、ここから参加感想レポを書いていきます!

一度しか参加していないので仕事の順に誤りがあるかもですが、ご容赦くださいませ。

そして再度言います、ネタバレありますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

業務スタート

名前や電話番号など必要事項を記入したあと、受付のお姉さんから

「お疲れ様です!」

と言われた瞬間、鳥肌でした。

そう、私はプロデューサーだった!!!!!!

と自分の立場・役割を再認識させられた感じ。

初っ端からトリニティフェスティバルの関係者であるという世界観に引き込まれたのがとても嬉しかったです。

 

専用タブレットも持ちやすくて良かったですね。

首から下げれる形なので業務もこなしやすかったです。

 

というか始まった瞬間、チャットが飛んできたのにビビりました。

佐賀美陣からのチャット!?!?!?!?

いやプロデューサーならそりゃ連絡先くらいは交換してるんだろうけど、予想だにしなかった人物からの連絡に動揺しました。

 

と、思ったら。

なんか電話なってるーーーーー!!!!!!!

 

しかも

フルボイス!!!!!!!!!!!!

 

聞こえてくるアイドルの声の良さよ……。

というか顔が良い。

耳と目に栄養が行き渡ったようでした。

 

 

さて、トリニティフェスティバルって何するの?と思っていたんですが、

なるほど、アイドルや関係者からの話に沿って行動していくのね、とここら辺で理解しました。

プロデューサーとして頑張ろう!と意気込みと共に業務スタートです。

 

 

企画書作成

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いや、顔が良っっっっっっっっ!!!!!(2回目)

 

企画書作成のために取りに行ったんですけど、新宿ミステリーサーカスの建物を存分に使う感じね、なるほど〜!!と納得しました。

 

衣装やセトリ考えるのも、楽しかったです。

ストーリーの進行上、答えはあるので選択式で進めつつも、ある程度つまったらプロデューサーの考えも必要になってくる。

この絶妙なバランスがたまらんですね。

 

監督のところに行くのも緊張感がありました。

その一方で、打ち合わせ場所の「リアル感」!

ホワイトボードに貼られたステージの構造や、問題点。

よく見ると机の上には、ステージの細かな高さや広さが書かれた図面や、スタッフさんたちのタイムスケジュールなどが広げられてましたね。

 

打ち合わせでプロデューサーの意見も求められてるんですけど、さすが東京ミステリーサーカスのスタッフさん。

何を言ってもポジティブに返してくれるので、安心して言いやすいし楽しく打ち合わせできるし。

これは良いフェスになるぞ!という予感がしました。

 

 

 

衣装製作

会場の外に出ていいんですか!?!?

とおっかなびっくり仕事しに行きました。

しかも普通にビルの中を通って、街中を歩くのってテンション上がりますよね。

まさに、今回のトリニティフェスティバルのポイント3つ目、「サーチ」

プロデューサー自ら現場に赴くという。

 

参加した日はあいにくの雨模様でしたが、上手く地下に潜って進んだのでそこまで苦ではなかったです。

 

というかアイドルに道案内される!!!

そんなっ、恐れ多いっっっ!!!

でも耳が幸せ!!!!!!!!!

 

独特な言い回しをカバーしながら進んでいくのが楽しかったですね。

 

そして到着した場所を見たときが一番の驚きでした。

一般のお店じゃん!!!!!!!!!!!!

普通のお客さんもいる中で、ほんとにここで合ってる?と若干不安に思いつつ。

実際に展示されていた衣装を見たとき、なんか感動しました。

私たちの課金が、①SCRAPとコラボして②新宿ミステリーサーカスで開催されて③一般のお店にまでイベントに必要なグッズを置いてくれている

これぞ、信用と実績のハッピーエレメンツ

 

 

 

CM撮影

気分はプロデューサーから番組ADへ。

キュート・クール・コミカルに、という指示を出させていただく。

いやぁ、大画面に映し出されるアイドル……………………

 

顔が良すぎ!!!!!!!!!!!!!!(3回目)

 

いいカメラで撮影したおかげでアイドルの顔の良さを再確認することができました。

 

3つのテーマから選んで指示を出すっていうのも、フェスティバルに向けてどう伝えていけばいいのか。

そしてどのタイミングでどう指示を出せば、フェスティバルの魅力が伝わるのか。

プロデューサーとしての悩みどころでしたね。

 

 

 

限定スイーツの試食

凛月くんが作ったスイーツと言えば、いわずもがな。

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キノコまで付けるセンスが好き。

 

そして見た目に慌てるこはくくん……

えっt……

 

チケット料とは別途料金がかかるので試食するかどうかは選べますが、せっかくの機会ですので試食しました。

アイドルから食べ方を教えられながら食す。

こんなことがあっていいんですか!?!?

 

凛月くんののんびりした声がどことなく甘い声に聞こえてドキドキ……。

これがまた美味しいんですよね〜!!!

 

 

そのあとのキャッチコピーやポスター作りはセンスが問われつつ。

スタンプや背景を選択しながらなので、とてもやりやすかったです。

結構悩みましたけど。

 

アイドル考案のスイーツがフェスで販売されるとなれば、ファンも嬉しいですよね。

 

 

 

トラブル発生!?!?

イベントは必ずしも一筋縄ではいかない。

大小多数のトラブル発生もあり、それを解決するのもプロデューサーのお仕事です。

ですが、まさか本番当日。

Knightsが間に合わないかも!?!!

 

ストーリーで言われていた、

「Knightsのイベントと思われている」

というところがここにきて大打撃ポイントとなりました。

 

ビッグ3のKnightsです。

彼らの登場がないままにフェスを開催するのはハイリスク。

 

けれども。

アイドルたちは諦めていません。

 

「ファンを笑顔にするために」  

 

その思いに、応えたい。

プロデューサーとして、できる限りのことは何でもやりたい。

今までに関わったライブ関係者さんの顔が思い浮かんで、何としても成功させたい、と強く思いました。

 

 

「信じてる」  

 

 

結局、プロデューサーってそれしか言えないのかもしれないんです。

たくさん準備して、お仕事をこなして、それでも本番舞台に上がるのはアイドルだけ。  

 

でも、信じる想いは誰よりも強く。

彼らならやってくれると信じること。

 

より一層、ここが一番の頑張りどころだと自分を奮い立たせた瞬間でした。

 

 

 

 

 

巨大モニターの手配

ここらへんは進め方が分からずヒントをがっつり見ながらやりました。

 

まさか序盤につむぎくんが話していた人物がここで重要になるとは。

ストーリー上の些細なポイントもここで回収してくれるのがSCRAPっぽいなと思いました。

 

そして、Knightsまで繋げるためのセトリ変更。

最初のセトリに「=EYE=」が入ってなかったときに、好きな曲だったので残念だなと思っていたんですが。

ここでフラグ回収〜!?!?!?!?!?!?

 

巨大モニターを舞台にセットする、というところも、

「新宿にオープンする国内最大級のライブ会場」

という言葉通りの規模を感じられました。

 

 

今回のトリニティフェス参加者の間で話題になってたんですが、私もここで言っておきます。

青葉つむぎのロッカーは興奮する!

 

 

 

 

本番

無事にモニターの手配も終わり、あとはアイドルたちを「信じる」だけ。

ここでは東京ミステリーサーカスではなく、別会場でライブ本番を見ることになります。

 

小さな部屋でしたがお客さんのパネルだったりモニターが設置されていたりと、ライブ会場感を味わえました。

 

そして始まった、トリニティフェスティバル。

 

この稲妻がキミを貫く flash light 心に焼きつけて

光が乱す世界に出会う 扉を開こう
Let’s do the magic for you

 

Knightsがまだ来てない、とざわつくファンに向けて、Switchがかけた魔法。

フェスのスタートをきる、最高の曲です。

 

まさにSwitchならではの魔法ですね。

今は目の前のステージに「キミを連れ出す」ということ。

 

 

そのあとはダイジェストですが、わたしたちプロデューサーは見守るだけ。

国内最大級のステージなだけに、移動距離も半端じゃない。

交互に出演するので体力勝負の盤面です。

 

そしてKnightsが未だ到着しないままに始まった、Double Faceの「=EYE=」

即日対応・納品してくださった北宝舞台株式会社さんの巨大モニターが大きな見どころとなっていましたね。

 

けれど。

終わってもまだKnightsは来ていない。

 

「わしの背中を預けるから、もう一曲だけ」

 

絶対にKnightsに繋げる、というこはくくんの意気込み。

例え体力が限界に近いとしてもその想いの強さに、Crazy:Bのお兄さん方も泣いてることでしょう。

 

 

そして、信じた先に、Knightsの登場です。

Knightsが驚くくらい大盛り上がりの会場。

ライブは終盤といえど、ここからさらに盛り上げていくというKnightsが頼もしかったです。

 

貴女に逢えた奇跡がくれた
この瞬間に全て捧げよう
We send you our “Grateful allegiance”.
Please accept.

愛を込めて
Shine! Shine! Shine!
捧げるように Smile! Smile! Smile!
溢れる想い Shout! Shout! Shout!
誓うよ We're Knights for you.

 

思い返せば、オカダヤさんでKnightsのイメージストーンを選んだときに、えっ?と思ったんです。

石の名前は覚えていないんですが、誠実な愛ではなく「友愛」という石だったことに、わたしが思っていたKnightsのイメージとは違うなど正直思いました。

 

でも、この歌詞を聞いた瞬間に何だか腑に落ちました。

もちろんファンに向けての歌詞でもあるんでしょうけど、

みんながKnightsの到着を待ちわびていた「この瞬間」、

ここまで盛り上げてくれたスタッフやアイドルたちに向けての「Knights for you」、

だと解釈しました。

 

同じ事務所のアイドルへの愛、もKnightsの良さなのかなと思いました。

 

 

無事に終わって、聞こえてきたアンコールの声。

ライブにはアンコールがつきものですよね。

最後の最後までファンを笑顔にするために、アイドルは再度ステージへ。

 

「BRAND NEW STARS!!」

 

やっぱりこの曲が来ると思った!!!!!

しかもNEW DIMENSION ver.

 

プロデューサーも知らなかった曲に、アイドルたちからのサプライズだと思えて。

これだからプロデューサーやっててよかった!!!!!!!

 

 

 

そして最後に配られた号外を見ると、

セトリのところ。

Grateful allegianceの次に、Knightsスペシャルメドレー

 

 

Knights〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

都合上、変更せざるをえなかったセトリですが、歌えなかった曲をメドレーとして披露するというKnightsの心意気。

どこまでもファンを喜ばせようとする心に胸打たれました。

 

 

 

 

 

まとめ

ライブを作り上げるのって、1人では絶対に出来ないんですよね。

ライブをしたい、と思っていても思いだけじゃ開催できないことで。

アイドルがいて、プロデューサーがいて、たくさんのライブ関係者がいて、ファンがいること。

何があっても諦めず、駆けずり回って、成功へ導くこと。

今回のトリニティフェスティバルの業務をしてみて、そんなことを実感しました。

 

そして、

「SCRAP×あんさんぶるスターズ!! 繋がろう! Trinity Festival」

 

まさに、「繋がる」ことなんですよね。

 

ライブ関係者と繋がって、

アイドルのライブをきっかけに次の夢へと繋がって、

アイドルのパフォーマンスが次のアイドルへの歌へと繋がって。

最後の最後の最後まで、繋げること。

 

こうしてアイドルと出会えた繋がりが、今大きなライブの成功へと繋がったこと。

 

思った以上のトリニティフェスティバルの楽しさに感動しました。

ありがとう、あんさんぶるスターズ!