【アニメ振り返り企画】みんなでつくる 夢色の未来






こんにちは、しろやぎです。

もうすぐで虹ヶ咲5thライブですね。

というわけでアニメ振り返り企画に参加させていただきました。
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昨日はぎぬまさんが劇伴の記事を上げてらっしゃいましたね。いかがでしたか?

新しい音が聞こえる場所は? - ぎぬまのカンジョウ文

 

もしかしたら、ここで初めてこの企画のブログ見るよーって方もいらっしゃるかもしれないので、もしよかったら他のメンバーのブログも読んでくれたら嬉しいです。

そしてこれまで、上記のメンバーのブログを見ていただいた方、ありがとうございます。よろしければ振り返り最終日のこのブログも、最後まで見ていただければ幸いです。(とっても緊張しています……!)

 

(目次)

(……こうして見ると夏休みの自由研究みたいだなーと思いますね。実際に8月中に話したことなので、オタクの自由研究ということで。)

 

さて、早速本題に入っていきましょう。

 

 

テーマ「夢」

ここで言う夢とは、将来実現させたいと思っている事柄についてを指します。

小さなことでも大きなことでも構いません。

例えば果林さんと一緒にステージに立ちたい、だとか、世界で一番のワンダーランドを作りたい、だとか。1人1人違う夢の形がありますよね。

 

理由

このテーマを選んだ理由ですが、アニガサキでは多くの夢が語られたと思います。

1期では個人の夢(やりたいこと)だったり、高咲侑の夢だったり。

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「わたしね、音楽やってみたいんだ」

続く2期では登場人物が増えたこと(R3BIRTHの3人だけでなく、美里さんや薫子さんの登場など)、ユニット結成やライブの開催などで活動の幅が増えていったこと。

1期よりも多くの「夢」が出てきたのではないかと思います。

さて。このテーマにおいて欠かせないものの一つがスクールアイドルフェスティバルです。
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1期・2期ともスクールアイドルフェスティバルは開催されています。

「みんなの夢を叶える場所」と書いて、スクールアイドルフェスティバルと読む。

これは1期13話のタイトルですが、第2回も同じ理念を掲げていると思ってます。

でも、これって本当にみんなの夢は叶ったんでしょうか?

だって、鐘嵐珠はスクールアイドルを辞めて帰っていくと宣言したじゃないですか。
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スクールアイドルフェスティバルに参加して、結果的に帰国する選択をしたなら、鐘嵐珠は夢が叶わなかった一人になるのでは?と思ったんです。

 

というわけで、聞いてみることにしました。

 

 

本編

しろやぎ

「スクールアイドルフェスティバルのテーマが、みんなの夢を叶える場所、じゃないですか。本当にみんな、夢叶ってるかなって思いまして。みなさんはどう思いますか?」

 

ぎぬま

「ちなみに、しろやぎさんは叶ってると思いますか?」

 

しろやぎ

「いや、1期のスクールアイドルフェスティバルも叶ってないと思ってるんですよ。雨で見れなくなった分があるから、それを見たかったファンも、やりたかった運営も叶ってないし。2期の第2回も、鐘嵐珠の夢って叶ってないと思って」

 

のっぴ

「僕の答えは、叶ってないとも言えるし、叶ってるとも言える。そこにいる100%の人が叶ってるということではなく、みんなの夢を叶える場所。場所に足り得た、ってところに重きを置いてて。夢って1人1人違うから、みんなってところに重きを置いてるのではなく、夢を叶える場所にはなってると思います。とはいえ、みんなに重きを置くと叶ってないとも言える。テーマとして掲げる部分には、確かに叶える場所だったなって思うけど、参加した全員が叶ったかって言われるとそれは違いますって思います」

 

SUN
「第2回だけを切り取って見ると、鐘嵐珠の夢は叶ってないと言える。でも、鐘嵐珠って第1回を見て日本に来たから。物語を通して結果として、鐘嵐珠の欲しかった場所っていうのは手に入ったわけじゃん。なので、第1回をきっかけに結果として鐘嵐珠は夢を叶えたって見るのであれば、時間を超えて叶っていく可能性もある。ただし、イベント単体で誰しもの夢がそこで叶うかって言われると、そうではない」

 

ぎぬま
「鐘嵐珠のやりたいことはスクールアイドルをすること。スクールアイドルフェスティバルにおける鐘嵐珠が叶えたいことは自身の証明だと思う。でも侑がステージに上がってTOKIMEKI Runnersが存在したことによって、嵐珠自身の夢は叶いませんでしたってのが自分の中の答え。だから、嵐珠はスクールアイドルを辞める、っていう選択を取る。それが嵐珠にとって夢を叶える場所にならなかった理由だと思う」

 

黒鷺
「僕も近いことを考えてたかな。スクフェスが始まる前に嵐珠が言ってたが、今日一番目立つのは私だよーって言ってて。要は、嵐珠がやりたいことってスクールアイドルフェスティバル。端的に言うと一番目立つだよね」

 

ぎぬま
「ライバルとして認めあってる同好会だからこそ、その人たちに対して自分自身を証明することが、嵐珠が叶えたかったことだけど、同好会が叶える夢を侑が証明させちゃったから、自分が言ってたことが間違いだったんだって思ったんだと思う」

 

しろやぎ
「なんか、場所に重きを置いたとき叶うってなるけど、みんなのに重きを置いたとき、みんな方は、夢が始まった方なのかなって思いますね」

 

のっぴ
「スクールアイドルフェスティバルって3rdライブのタイトルの夢の始まりもテーマに含まれてるからね」

 

(中略)

 

のっぴ
「というか、いろいろ勘違いしてたんだけど、みんなの夢が叶う場所じゃなくて、みんなの夢を叶える場所だ。だからみんなの夢が叶ったことは重要じゃない、はず。叶えるか叶えないかどうかの選択肢は与えられた状態で、叶えた人がいることが重要なはずだ。夢を持ってない人がいることも前提で、かつ夢を叶える可能性を持った人も、叶う叶わないの選択肢があるはず」

 

ぎぬま
「かつ、同じく夢の始まりっていう意味を含ませるでしょ」

 

のっぴ
「そう、そこで夢のバトンがおきるわけだよね」

 

黒鷺
「スクールアイドルってのが今夢を叶えてる人間なんだけど、それを見てる人の中には現在進行形で夢を叶えようとしてない人もいるよね」

 

のっぴ
「もちろん。で、夢がない人もいるはず。そこで夢を叶える場所で叶えたい人間を見て、トキメキが起こったり夢のバトンを渡されたりで、夢のはじまりになり得るんじゃないかな」

 

 

 

まとめ

つまり、スクールアイドルフェスティバルとはみんなの夢を叶える場所

叶う人も、叶わない人もいる中で、夢が始まる場所でもあると思います。

 

今回話してみて、自分の中で「夢を叶える」ことについて、頭の中がすっきりと整理された気持ちになりました。

本編でものっぴさんが言っていた通り、「夢が叶うこと」と「夢を叶えること」を自分でも気づかないうちに同一視してたんだと思います。日本語って難しい……。

「夢が叶うこと」って素晴らしいと思います。

そして「夢を叶えること」って凄いことだと思います。

夢を叶えようとする向上心とかチャレンジ精神とか、ひたむきな努力とか。簡単にいかないこともあるだろうし、1人では難しい場面もあるのかもしれない。

そういうとき、夢を叶える「場所」があるのなら、みんな違う夢を持っていてもお互いに支え合いながら夢へ挑戦できるのかなと思います。

SUNさんが言っていた、時間を超えて叶う夢もある、という点も良いと思いました。

必ずしもその場で叶うのではなく、振り返ってみて過去の自分の夢と向き合うことができたり、夢の始まりに気づけたり。始まりも、叶う瞬間も、人それぞれだなぁと切に感じます。
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「みんなの夢を叶える場所、素晴らしい理念だと思います。学園の生徒の皆さんにとってよいイベントになるのなら私もお手伝いしてみたいです」

だから、このセリフがすごく納得したというか。

お手伝いしたいっていう気持ちに共感できました。

やっと私も同じ気持ちを味わえたような。

今回の振り返りで「夢を叶える場所」について考えることができて良かったです。

 

5thライブまで、あと1日!

最後に、明日はとうとう5thライブ本番ですね。

時間が経つのが早すぎて、あっという間の驚きと緊張感でいっぱいになってます。

さて。本編では夢のはじまりについて少し話したんですけど。

例えば第1回が終わった後に第2回も示唆されたように、何かが終わってからまたはじまる夢ってありますよね。

アニガサキと出会って虹ヶ咲のライブに行ってみたいって夢も、ライブでこの曲聞きたいって夢も、たくさんの夢がはじまってると思います。

5thライブを見て何を感じるかは人それぞれです。

誰かの夢が叶うのかもしれないし、はじまるのかもしれないし、楽しかったなって良い気持ちで終わるのかもしれないし。

虹のように多種多様のトキメキが5thライブで溢れるといいなと思います。

 

#君の目が探す虹を

繋いできた夢と夢が奏でるMelodyを楽しみに。